給与明細をWEB化するメリットって?

退職後は確認できない?

退職後は確認できない?

退職後は確認できない? 昭和の時代の給与は、毎月25日に現金支給といったもので給料日になるとその中身をトイレの中で確認していた人も多いかったのではないでしょうか。
このような支給方法も時代とともに変化し、現金支給から現金振り込みとなり給料日には給与明細書だけを受け取る形に変化しました。
従業員が多い企業や派遣会社などのように勤務先が多彩の場合などではweb給与明細を利用していることが多く、給料日に当月の明細をネットを通じて閲覧、必要に応じて印刷できるような仕組みを導入しているとことも多くなっているようです。
web配信を行うことで、給与明細にかかるコストを大幅に削減できる、例えば封筒や明細書のコストおよび印刷や配布などの削減効果を期待できるわけです。
ただ、この給与明細は従業員のIDおよびパスワードを利用してマイページへのログインが必要になる、IDは退職後には削除されてしまうため必要に応じて各月の明細書を印刷しておく、もしくはデータをダウンロードするなどが必要です。

給与明細をweb化するなら同意書が不可欠です。

給与明細をweb化するなら同意書が不可欠です。 給与明細をweb化する利点として、従業員がいつでも閲覧できることや過去の分まで確認できることがあります。
しかし、情報漏洩のリスクがあることや会社側のコスト削減といった労働者としてはあまり有難いとは言えない側面があるのも事実です。
そこで、給与明細の発行を電子化するには従業員の合意を得る必要があるとされます。
仮にインターネットを利用できない環境にある従業員が多い職場であるならば、合意を得ることは極めて困難になるでしょう。
ですから、事前にそのような調査を行うべきです。そのような事前の調査で問題がなければ、従業員にweb化する経緯や想定されるメリットやデメリット、注意事項などの説明を丁寧に行い、同意書を取得しなければなりません。
給与明細電子化サービスの中には、規約に同意することで初回ログインできるような仕組みを取り入れているものも見られます。
同意書を作成する手間が減るというメリットがあり、これが企業から選ばれる理由にもなっているようです。

新着情報

◎2022/8/20

情報を更新しました。
>給与明細発行は必要?労働基準法上でのルールを解説
>給与明細と賞与明細の違いをきちんと理解しておこう
>お給料が振込されるのなら給与明細は手渡しもある
>給与明細をシステム化することで勤怠との連携を図る
>FP監修による給与明細の見方や社会保燃料や税金について

◎2021/10/19

情報を追加しました。


>様々な情報が載っている給与明細の見方とは?
>給与明細の読み方を知っておく事は非常に大事
>給与明細はできるだけきちんと保管しておきたい
>表計算ソフトを使用した給与明細の作り方について
>給与明細を従業員に交付するのは企業の義務

◎2021/5/27

退職後は確認できない?
の情報を更新しました。

◎2021/4/30

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